ヒートショックとは？
近年、耳にすることが増えた「ヒートショック」
主に寒暖差によって引き起こされるもので、特に冬場は起床時や入浴時、朝のゴミ出し等様々なシーンに危険が潜んでいます。
急激な温度変化により血圧が大きく変動してしまうことでヒートショックは起こります。
血圧ということから連想する方も多いかと思いますが、心筋梗塞や脳卒中などの重篤な症状につながることもある危険なものになります。
ヒートショックになりやすい人は？
ヒートショックになりやすいとされる人は、第一に65歳以上の高齢者が挙げられます。
また、動脈硬化につながる疾病である高血圧や糖尿病の方も、急激な血圧変化に耐えきれずヒートショックを引き起こしやすいとされております。
また、このような生活習慣病が原因となることから、肥満や運動不足の方も発症しやすいと言われることが多いようです。
入浴時以外の対策は？
脱衣所を暖めることや長風呂をしないことなど、入浴時の対策には有名なものも多いですよね。
実際に入浴時はヒートショックを気にかけている方も多いかと思います。
だけど、急な気温の変化というのは油断した時に起こるもの。
入浴時以外にもヒートショック対策をしておくに越したことはありません。
肥満改善や偏った食生活など、身体の根本から健康に向き合うことが万が一を避けるうえでは有効なようです。
サプリメントで対策できないの？
ヒートショック対策でサプリメントを始めとする健康食品に頼りたい方も多くいるかと思います。
そんな方にオススメなのがミネラル系のサプリ。
ミネラルとは必須栄養素と呼ばれる成分で、有名なものだとカルシウムやナトリウム、鉄分、亜鉛などの総称です。
特にカリウムやマグネシウムには、血液をサラサラにして血圧を下げる効果があると言われています。
いずれも海藻などに多く含まれる成分で、血圧低下に加えてむくみ予防などにも嬉しい成分。
ミネラル補給や生活習慣の改善、部屋の温度差を減らす等の工夫で、皆様がヒートショックと無縁な冬を過ごせることを祈っております。
コメント