最近、TikTokやYouTubeなどのSNSでトララレーロ・トラララーやリリリラリラという言葉を耳にしませんか?

トララレロトラララなど、発音には若干表記揺れがあるようです
これは何なのでしょうか?
今回の記事では、そんな謎のネットミームについて調べてみました。
正体は「Italian brainrot」
AI生成を使った海外発のネットミームです
トララレーロトラララーやリリリラリラは、海外で生まれたネットミームです。
この意味不明な文字列はイタリア語風の発音だそうです。
特に意味を持たないイタリア語風の文字列をAIに読み込ませて、キャラクター生成をするというのが流行っているようです。
AIが一般化して誰でも無料で使えるようになった現在らしいネットミームだと言えます
トララレーロ・トラララーとは?
トララレーロトラララーは、そんなItalian brainrotの中でも火付け役的な存在です。
以下の文章(和訳済み)をAIに読み取らせたところ生成されたキャラクターのことを、一般的にトララレーロ・トラララーと呼んでいるようです。
トララレロ・トラララ、クソ神とクソアッラー。クソったれの息子とフォートナイトをやってたら、突然祖母がやって来て「オルネラは髪を舐める女よ」って。
トララレーロ・トラララーの姿は砂浜で3本足の鮫がなNIKEのスニーカーを履いているというシュールなものです。

基となった文章は見ての通り下品な言葉が連ねられています。
AIが意味を持たないものを頑張って解釈した結果「3本の足」というものを生み出したようです。

3本目の足の解説は控えさせていただきます
リリリラリラとは?
トララレーロ・トラララーをきっかけに始まったItalian brainrotで生み出されたキャラクターです。
リリリラリラは象モチーフとしたキャラクターですが、2本足で胴体はサボテンになっています。
また、サンダルを履いているのも特徴の一つです。
Italian brainrotに日本語の情報が少ないのは何故?
Italian brainrotは海外発のネットミームということもあり、日本語の情報が少ない状況です。
また、Yahoo!知恵袋などでItalian brainrotの解説をしている方の意見では「面白さが分からない」というものもあり、日本人の感性に刺さっていない可能性も高そうです。
一方で、世界的に見れば大きなブームとなっているものなのは間違いありません。
2025年3月頃に生まれた新しいネットミームなので、今後日本でも人気が出る可能性は高そうです。
特に海外文化や流行に敏感なTikTokを中心に、投稿動画も増えてきているようです。
Italian brainrot作ってみた
最後に、私もオリジナルのItalian brainrotを作ってみました。
生成元の文章はこちらです。
ルトルトルヌート、私はイタリア語が分かりません。でも、果敢にキャラ生み出す意識、正に創造神。トレンドの森を散歩する緑の人物。
はい、無茶苦茶ですね(笑)
これをイタリア語に翻訳してみます。
Non capisco l’italiano. Ma l’audacia con cui crea i personaggi è davvero degna di un dio della creatività. Una figura verde che passeggia nella foresta delle tendenze.
はい、さっぱり分かりません(笑)
ではこれをAIにキャラクター化してもらいます。
使用するAIはCopilotでやってみようと思います。

ちなみに文章を送りつけたところ、イタリア語が分からないのに壮麗だ、と評価されました。

緑の神「ミドリノ」が、トレンドの森を静かに歩いてる姿。沈黙と迷言を纏った雰囲気、しっかり出てると思う。森の奥に広がる「流行の墓場」や「未発芽のアイデアの苗床」も、ちゃんと背景に溶け込んでるよ。
だそうです。
意外と文章そのままのイラストですね。
ワケのわからないItalian brainrotを生み出すのは、それなりの技術がいるようです。
コメント