グランメゾンの吉谷彩子、ビズリーチや陸王とは別の顔を披露？

木村拓哉さん主演の人気シリーズ・グランメゾン。

2019年に放送されたテレビドラマが人気を博し、2024年12月29日に完全新作のスペシャルドラマが放送、翌日12月30日から劇場版の「グランメゾン★パリ」が放映されることが決定しました。

この記事では、そんな「グランメゾン★東京」の生意気パティシエ、松井萌絵を演じる吉谷彩子さんについて深掘っていこうと思います。

ビズリーチや陸王では素直な愛されキャラとして知名度を上げていた吉谷さんが、グランメゾンシリーズで「生意気」を演じることになった経緯や、2024年に発表した結婚についても触れて行こうと思いますので、是非最後までご覧ください。

女優・吉谷彩子のプロフィール

吉谷さんの女優人生は幼少期から始まります。

人見知りをなおしたかった母親が劇団に所属させたことがきっかけで役者デビュー、1996年放送のTBSスペシャルドラマ「最後の家族旅行」で子役デビューを果たし、翌年には連続ドラマ「心療内科医・涼子」で注目を集めました。

その後は学業を優先しておりましたが、日本大学に進学して以降は芸能活動に再注力。

特にNHKでは大河ドラマ3本（北条時宗、利家とまつ～加賀百万石物語～、八重の桜）や、朝の連続テレビ小説3本（ゲゲゲの女房、梅ちゃん先生、舞い上がれ!）に出演するなど話題作に立て続けに出演したことでも話題となりました。

テレビアニメ「謎の彼女X」では声優にも初挑戦。

同アニメのオープニング曲、エンディング曲ではボーカルも担当するなど、マルチな才能を発揮します。

一瞬で見る人を幸せにする、愛されキャラ

そんな中2016年からビズリーチのCMに採用されたことで、世間の注目を集めます。

笑顔が素敵な吉谷彩子さんには「ビズリーチのCMのショートヘアの子」という印象を持っている方も多いのではないでしょうか？

お芝居はもちろんのこと、一目で見る人を幸せにする愛嬌を持っており、ビズリーチ以外にもたくさんのCMに出演されています。

少し調べただけでも、こんなにたくさんのCMに出ていたことが分かりました。

多くのCM出演で知名度を上げた吉谷さんは、TBSテレビの日曜劇場「陸王」に、最年少の若手社員、仲下美咲を演じました。

三角巾とエプロンという恰好が特徴で、仕事に真面目に取り組み、周りを気遣うことの出来る優しい性格を持ち合わせたキャラクター。

ビズリーチのCMで見せたイメージ通りの「フレッシュな若手社員」「愛されキャラ」の仲下は、吉谷さんのキャラクターにもあっていたようで、ドラマ放送時にも大きな反響を呼んでおりました。

女優の幅を広げた、グランメゾンの演技

吉谷彩子さんにとって、ひとつの転機となったのがグランメゾンシリーズへのキャスティングです。

子役としてデビューし、笑顔が魅力的な愛されキャラを演じることの多かった吉谷さんですが、グランメゾン東京で与えられた松井萌絵という役柄は「生意気なムカつくキャラ」でした。

当初は吉谷さん本人も

とても楽しみでもありますが、しっかりと緊張感を持って、先輩方の良い物をたくさん吸収しつつ、松井萌絵という女の子を愛しながらできたらと思います

と語り、喜びの中にも不慣れな役柄への不安をのぞかせていたように感じます。

しかし、いざ放送が始まってみると吉谷さんのギャップにやられる人が続出。

また「ムカつくキャラ」だという萌絵への評価とあわせて、これまでの吉谷さんの演技を知っている方らは「憎めない」「なんか笑っちゃう」という声も多数。

グランメゾン東京の松井萌絵が嫌な生意気キャラどまりではなく、多くの人に愛されるようになったのには吉谷さんのキャラクターも功を奏したのかもしれませんね！

当初は憎まれキャラだった萌絵ですが、ドラマが進むにつれて若手シェフ・祥平（玉森裕太さん）との恋模様が気になるヒロインの一人になっていきます。

婚約者である美優（朝倉あきさん）との絡みも好評で、「明るい吉谷彩子」というイメージが強かった女優像を大きく広げた作品であることは間違いないでしょう。

2024年、俳優の秋元龍太朗と結婚

そんな吉谷彩子さんですが、2024年の元日に4歳年下の俳優・秋元龍太朗さんとの結婚を発表しました。

秋元龍太朗さんは、NHKの「まれ」に出演しており、連続テレビ小説への出演という部分では吉谷さんとの共通点を感じます。

また、「仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE」にも出演されており、吉谷さんも「ウルトラマンマックス」や「仮面ライダーエグゼイド」といった特撮番組に出演経験があることからも、お互いによき理解者になっていることは簡単に想像できますね。

お互いに支えあいながら、今後も魅力的な演技をたくさん見せてほしいところですね！

まとめ