土曜の深夜に放送中で人気のバラエティ番組「THE世代感」
昭和シニア、昭和ミドル、平成、令和の4チームに分かれて、あえてジェネレーションギャップを楽しもうというバラエティ番組です。
そんな「THE世代感」ですが、2月11日にゴールデンタイムに進出します。
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家族で盛り上がれる番組なので、相性良さそう!
そんな番組ですが、世代別のチーム分けに疑問を感じました。
今回の記事では、出演者の年齢順に着目して、チーム分けの意図を考察してみようと思います。
THE世代感・2/11のチーム分け
早速ですが、疑惑のチーム分けを見てみましょう。
チーム名 | メンバー(年齢) |
昭和シニアチーム | ずん・飯尾和樹(56) 高橋英樹(80) 中田喜子(71) |
昭和ミドルチーム | かたせ梨乃(67) サバンナ・高橋茂雄(49) 名取裕子(67) |
平成世代チーム | ウエンツ瑛士(39) 高橋真麻(43) シソンヌ・長谷川忍(46) |
令和世代チーム | 美少年・岩﨑大昇(22) 欅坂46・武元唯衣(22) 村山輝星(14) |
いかがでしょうか?
デビューや活躍時期が異なるので、それぞれに感じる印象は違うかと思いますが、年齢と合わせてみると違和感を感じざるを得ません。
特に昭和シニアチームと昭和ミドルチームは気になるところです。
ちなみに平成元年生まれは34歳です。
令和世代チームは平成生まれ、他チームは全員昭和生まれですね。
仮説1:活躍時期で分けられているのではないか?
平成令和は良いものの、昭和チームには疑問が残ります
まず、生まれ年というよりは、活躍した時期で振り分けられているのではないか?と考えてみました。
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かなり自然な考察ですね
平成、令和は順当なメンバー
令和世代チームは言わずもがな、平成世代チームに関してもこの傾向があるかと思います。
ウエンツ瑛士さんはWaTとしてデビューし、平成世代の青春という印象。
高橋真麻さんも、2004年にフジテレビ入社してからメディア露出が増えています。
シソンヌは令和に入ってから引っ張りだこの人気者というイメージが強いですが、2014年にキングオブコントで優勝しており、平成に活躍といっても良いのではないでしょうか。
昭和チームは基準が不明瞭?
一方、問題の昭和チーム。
中田喜子さん(71)がシニアチーム、かたせ梨乃さん(67)がミドルチームなので、ボーダーは70歳と見ていいかと思います。
そうなってくると気になるのが、シニアチームに属するずんの飯尾和樹さん(56)。
年齢はもちろんですが、コンビ結成も2000年ですので、とても昭和シニアとは考えにくいです。
ちなみに、高橋英樹さんのデビューは1961年、中田喜子さんのデビューは1972年でした。
一方、ミドルチームのかたせ梨乃さんが1975年デビュー、名取裕子さんが1976年デビュー。
高橋英樹さんは明らかに違いますが、こうなってくると中田喜子さんとミドルチームの差が微妙になってきます。
仮説2:かたせ梨乃&名取裕子に配慮した?
キャスティングとチームバランスの配慮はあり得そうです
次の説としては、同い年のかたせ梨乃さんと名取裕子さんに配慮したというものです。
女性ですので、60代のお二人をシニア扱いすることに抵抗があったのではないかという説です。
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女性はいくつになってもお姉さん!
また、単純な年齢だけでなく、かたせ梨乃さんと名取裕子さんが同い年ということも影響しているかと思います。
今回の放送は各チーム3人ずつの構成。
年齢順に並べてしまうと、同い年のかたせ梨乃さんと名取裕子さんがシニアとミドル世代に分かれてしまいます。
誕生日的には若干かたせさんが歳上になりますが、3ヶ月ほどの差で同級生なのでチームを分けることは気が引けます。
結果的に、2人揃ってミドルチームにすることにおちついたのではないでしょうか。
ずん飯尾和樹のシニアチームについて
こちらの仮説で考えた時に、誰をシニアチームのもう一人にするのか、という問題も出てきます。
しかし、そう考えると3つの理由から、ずんの飯尾さんが最適だと感じてきました。
1.年齢
1つ目の理由は、シンプルに年齢です。
かたせさんと名取さんを除いた時に、中田さんに次ぐ年長者が飯尾さんになるので順当だと感じます。
2.ネタの芸風
飯尾さんのネタは「いかにも昭和臭い親父ギャグ」がふんだんに使われています。
過去には「見える透明人間」というあだ名がつくほど、「地味」なルックスを自他ともに認めています。
そんなことから、実年齢以上に「昭和のお父さん感」を醸し出しているのではないでしょうか。
3.対応力
最後に挙げさせていただくのは、ベテラン芸人としてバラエティやロケ番組で培ってきた飯尾さんの対応力。
正直、このラインナップであれば収録中に「飯尾さんがシニア?」と疑問が生じる場面が出てきてもおかしくありません。
そんな時に飯尾さんであれば、誰も傷つけず上手く笑いに変える能力があると感じています。
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むしろ飯尾さんのツッコミを引き出す為の配置だったりして…
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の記事では、ゴールデンタイム進出の人気バラエティ「THE世代感」で気になった点を考察してみました。
色々な理由があるとは思いますが、何となく腹落ちのできる仮説に辿り着いたかと思います。
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結論、スタッフ的には飯尾さんの使い勝手が良すぎる!
とはいえ、世代間ギャップを楽しむのが趣旨の番組。
幼少期や学生時代の思い出と重ねたエピソードが繰り広げられることを思うと、年齢を最優先したチーム分けにすべきだと感じてしまったのも正直なところです。
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