LUNA SEA、台風の中行われた10万人ライブとは？セトリは？

2月2日放送の「EIGHT-JAM」でLUNA SEAが特集されます。

LUNA SEAは1989年結成のヴィジュアル系ロックバンドです。

この記事では、かつてLUNA SEAのコピバンをしていた中の人が、伝説となっている10周年10万人ライブのことをお伝えさせていただきます。

LUNA SEAのプロフィール

（L→R）真矢、SUGIZO、RYUICHI、INORAN、J

10万人ライブは台風の中行われた？

LUNA SEA伝説を語るうえで外せないのは10周年を記念して1999年に行われたライブになります。

代表曲のひとつでもある「STORM」でV系ファンやロック好きに限らず幅広い層から支持を集めていたLUNA SEA。

10周年を祝うライブということで、10億円の予算をかけて大規模な野外ライブを計画しておりました。

「自分たちが作ったコンサート会場でのライブ」にこだわっており、場所から作ることにしたそうです。

しかし、ライブ直前になって大型台風が直撃。

本番3日前にはSTORMによってセットが破壊されるという皮肉な状況に…

誰が見てもライブは中止されるものと思われました。

しかし、LUNA SEAのメンバーはというと

セットが無くても、楽器があればライブは出来る

という、無謀ともいえるプラス思考を発揮してライブを行うことになりました。

演出が凄い

10周年に向けて気合いの入ったライブだったことから、10億円の予算を投入している本公演。

開幕はヘリコプターでメンバーが登場するというド派手なものでした。

退廃的な印象の曲も多く、MVで廃墟のセットを使っているLUNA SEAだったので、世界観的には壊れたセットはむしろプラスに働いたとも言えそうです。

ライブ中には壊れたセットの奥に綺麗な夕焼けが差しこむシーンもあり、ドキュメンタリー映像では「サンセットが気持ち良かった」と語られていました。

とにかく危険すぎた

一方で、壊れたセットでのライブは当然危険が伴います。

出来る限り危険を取り除き、崩壊したセットにクレーンが設置されているような状態での絵面は後にも先にも見られないものになっています。

ドキュメンタリー映像では、真っ先に「誰もいなかったんだ？」とスタッフの安否を確認するSUGIZOさんの姿が残されています。

また、台風直後ということ天候的な不安もなかったわけではありません。

当日は風も非常に強く、メンバーは顔面に強風を受けながら演奏をしていたそうです。

ギターやベース、マイクには電気を使っており、対策はされていたかと思いますが感電する危険性もゼロではありませんでした。

10万人ライブのセトリは？

そんな伝説のライブですが、過去にはVHSとして映像作品化されており、その後復刻版としてDVDでも発売されております。

今回はこのDVDの収録曲を元に、伝説のライブのセットリストもご紹介させていただきます。

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• 01． LOVELESS
• 02． ROSIER
• 03． SHINE
• 04． IMITATION
• 05． END OF SORROW
• 06． SLAVE
• 07． 1999
• 08． FACE TO FACE
• 09． SANDY TIME
• 10． GENESIS OF MIND～夢の彼方へ～
• 11． LINX-Ⅱ(Drum Solo)&Bass Solo
• 12． BELIEVE
• 13． SHADE
• 14． DESIRE
• 15． Dejavu
• 16． STORM
• 17． MOTHER
• 18． PRECIOUS…
• 19． WISH
• 20． I for You

まとめ

いかがだったでしょうか？

今回は、LUNA SEAの歴史を語るうえで欠かせない伝説のライブについて書かせていただきました。

記事内でご紹介しましたが、このライブの様子を収めたDVDに関してはプレミア価格がついておりなかなか見ることが出来ない状況です。

EIGHT-JAMではメディアに公開されていなかった映像なども出てくることがあるかと思いますので、放送を楽しみにしたいと思います。