1月29日に放送される「世界くらべてみたら×俺の右に出るものはいない合体SP」に、歌手の今井マサキさんが出演されます。
今井さんは松任谷由実(ユーミン)さんのコーラスを長年務めていることでも知られる実力派のボーカリストです。

ユーミンのライブ映像などでも度々見かけますね!
歌唱力だけではなく、知識や指導力にも定評がある今井さんは審査員や評論家として音楽番組に出演することも多いようです。
今回の記事では、音楽番組での評価が「厳しい」とされる今井さんの審査についてや、EIGHT-JAMでの炎上評論についてまとめてみました。
ぜひ最後までご覧ください。
歌手・今井マサキのプロフィール

氏名:今井 マサキ(いまい まさき)
年齢:50歳
生年月日:1974年7月2日
職業:歌手、ボイストレーナー
出身:大阪府
学歴:大阪府立茨木西高等学校 → 大阪スクールオブミュージック専門学校 卒業
今井マサキさんは1997年にプロを目指して上京した歌手です。
1999年には松任谷由実さんのコーラス隊に、初の男性として参加したことにより一気に知名度を上げました。
現在はコーラス歌手として活動する傍ら、ボイストレーナーや審査員、指導者としての活躍も多く、千鳥のノブさんに歌唱指導を行ったことでも有名です。
今井マサキの審査員としての評価が厳しい?
厳しくも、的確で愛情のある審査が好評です
ボイストレーナーとして活躍する今井マサキさんは、音楽系のバラエティ番組で審査員を務めることも多くあります。
今井さんの審査は「辛口」だという意見が多く、厳しい評価を下す審査員として知られています。

ちょっと怖いイメージの方なんでしょうか…?
一方で、過去にAKBグループの歌唱力コンテストで審査員を行った際には、後からこのようなやりとりもX(旧Twitter)上で見せておりました。
一見すると厳しい言葉をかけることが多い今井さんですが、そこには「自分が多少嫌われてでも成長させてあげたい」という歌手としての愛情を感じます。
このことが伝わっているからか、音楽業界では幅広い方と親交があるようで、多くの方に認められているようです。
一般人からは誤解されがち…
一方で、表面的には厳しい審査のイメージが強い今井さん。
他の審査員が絶賛している中で一人だけ厳しい評価をすることも多いので、視聴者からは「苦手」という反応も多いようです。
もちろん、審査員から褒められるのは非常に嬉しい事だと感じます。
ただ、審査をされるような歌番組に出ている出演者の目線になってみると、プロ目線の適切なアドバイスを貰えることは間違いなく今後のキャリアに繋がっていきます。
そういう意味では、多少不器用ではあるものの一番に本人のことを思っている審査員なのかもしれませんね。

アニメとかにもこういうキャラっていますよね…
炎上してしまったクリーピーナッツの考察について
EIGHT-JAM出演時に、Creepy NutsのBling-Bang-Bang-Bornについて憶測で発言してしまい炎上しました
そんな今井マサキさんですが、2024年に出演したEIGHT-JAMでの発言で炎上してしまいます。
この回ではAdoさんの魅力に迫るというテーマで盛り上がっておりました。
その中で、「うっせぇわ」の曲中で一行ごとに声色を使い分けるAdoさんが凄いと語った今井さん。
その後にリリースされたCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」に関しても、この影響を受けているのではないかとの持論を語りました。
しかし、これに対してCreepy NutsのDJ松永さんがX(旧Twitter)で苦言を呈したことで炎上騒ぎとなりました。
一般層に普及した音楽としてみると、この「一行ごとに声色を変える」という歌唱法はAdoさんが先駆者的な立ち位置であり、これを評価すること自体は間違いないかと思います。
しかし、Creepy Nutsの場合、「うっせぇわ」のリリースよりかなり前からこの歌唱法を取り入れた楽曲を披露してきていました。
自分たちが培ってきた武器を、後から出てきた人の二番煎じという風に言われたのでDJ松永さんも良い気分はしなかったのでしょう。
SNSではファンからも今井さんを攻める声が多く寄せられて、炎上する事態となってしまいました。
Ado先駆者説の真意はここじゃなかった?
一般向けのバラエティで長々語るわけにもいかないので、キャッチーにまとめたつもりの「Adoさんが始めた」が、その後のやり取りや今井さんの認識不足も重なって御幣を生んだのではないか
一方で、私が感じているのはこの発言の真意についてです。
Creepy Nutsがこの歌唱法を取り入れていたことは知らなかった、失言だったと本人も認めており、ここについては今井マサキさんの落ち度であることを認めざるを得ません。
一方で、20年以上音楽業界に身を置いて、ボイストレーナーとして数多くの歌手を指導してきた今井さんが「この歌い方をしているのはAdoさん唯一人だ」と思っているとも考えにくいのです。
実際、HIPHOPをはじめ、ヴィジュアル系やメタルなど、曲の展開にあわせてコロコロ声色を変える歌唱法は様々な音楽ジャンルに存在しています。
しかし、音楽マニアじゃないお茶の間にとって、普段耳にするのは耳馴染みの良い「キレイな声のPOP」ばかり。
そこに対して「こういった歌い方もあるんだぞ」と知らしめた先駆者がAdoだということが言いたかったのではないでしょうか?
「Bling-Bang-Bang-Born」が売れた背景には、「うっせぇわ」でお茶の間の「音楽鑑賞力が育てられた」ことも要因のひとつだったと私は解釈しました。

一般向けのバラエティでこれを長々語るわけにもいかないので、簡単にまとめたのが「Adoさんが始めた」という、やや語弊のある表現だったのかも…
また前述した通り、視聴者からのヘイトを集めやすい今井さんのキャラクターもここでは炎上に拍車をかけてしまったのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は実力派コーラス歌手でありながら指導者や審査員としても活躍中の今井マサキさんについ調べてみました。

良い人なのに不器用で損しがちな印象です…
もちろん気になる発言があるのも事実ですが、「切り込んだ意味のある発言」を常に心がけていることの裏返しだとも感じます。
今井マサキさんの発言に注目して聞いてみると様々な発見があるかと思いますので、1月29日放送の「世界くらべてみたら×俺の右に出るものはいない合体SP」も必見です。
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