松谷綺は空手経験あり？計量オーバーもKOダウンのK-1ファイター

1月13日に7年ぶりに復活する人気スポーツバラエティ・KUNOICHI。

SASUKEの女性版として知られるこちらの番組に、K-1ファイターとして活躍中の松谷綺さんが出演されます。

今回はそんな「令和を代表する女性格闘家」の一人、松谷綺さんについて調べてみました。

彼女の格闘技のバックボーンでもあり、幼い頃から才能を見せていたとされる空手についてもお届けできればと思います。

格闘家・松谷綺のプロフィール

格闘家として活躍中の松谷綺選手はK-1の選手紹介によると、14戦11勝の戦績を誇る、圧倒的な力を持ったキックボクサーだそうです。

強さだけでなく美貌にも定評があり「ヤングマガジン」では2023年4月から12月にかけてモデル撮影やグラビア等も掲載されていました。

空手で培われた基礎技術

RISEやK-1の選手として活躍する松谷綺選手ですが、格闘技のスタイルとしてはキックボクシングが主流となっている選手です。

そんな松谷選手ですが、格闘技との出会いはキックボクシングではなく空手だったそうです。

4歳の頃に、いとこや兄の影響で空手と出会った松谷選手ですが、月に何度もトーナメントに出場するほどのめり込んでいたと言います。

実力も折り紙付きで、試合相手が男子でも問題なく組手をしていたそうです。

中学生でキックボクシングに出会う

そんな中、中学生の時に空手からキックボクシングに転向した松谷綺選手。

空手よりも階級が細かく分かれているキックボクシングは、小柄な松谷選手にとって有利な点が多かったことが転向の一番の理由と言われています。

空手をしていた頃は自分より体の大きな相手や、実力的に男子選手と戦うことも多く、体格的なハンデを抱えている状態でした。

キックボクシングへの転向は松谷選手にとっていい方向に働いたようで、高校生で晴れてプロデビューとなりました。

中学時代には那須川天心選手の妹である、那須川梨々選手とも対戦経験がある松谷選手。

最終的には負けてしまいますが、1ラウンド目は優勢だったこともあり「自信がついた」と過去のインタビューで語っていたようです。

トレーナーも空手出身、蹴りだけじゃないキックボクサー

松谷綺選手のトレーナーは同じくK-1のトップ選手。

ライト級とフェザー級の二階級で世界王者に輝いたこともある卜部功也選手です。

松谷選手と卜部選手には共通点も多く、ともに幼い頃に兄の影響で空手を始めたことが格闘技との出会いになります。

そんなルーツが同じ2人ですが、卜部選手も当初行っていた芦原空手から中学時代にグローブ空手に転向したことがあり、スタイル変更のタイミングにも似たものがあります。

ちなみに、中学時代のスタイル転向に関しては、松谷選手、卜部選手ともに兄の影響だと語っておりますので、性格的にも似たものがあるのかもしれません。

そういった経歴もあってか、キックボクサーでありながらパンチにも定評のある松谷選手。

幅広い格闘スタイルも強さの要因になっているかと思います。

ルール違反さえ、ハンデ拒否でKOする実力者

K-1（Krush）に関しては、現在アトム級の王者となっている松谷綺選手。

2023年末に王者になった松谷選手ですが、2024年7月にはK-1 WORLD MAXでも勝利を収めています。

2024年11月には、フィリピン出身の有力選手であるガブリエル・デ・ラモス選手とのタイトルマッチが予定されていました。

しかし、計量の段階でラモス選手の重量オーバーが発覚し、タイトルマッチ扱いではなくなりました。

計量オーバーのペナルティとしてはグローブハンデというものがあり、違反した選手が重いグローブを付けて試合をするというものになっています。

それに対して松谷選手はグローブハンデを拒否し「K-1王者の実力を見せつける」と宣言。

最終的には自身のプロ生活初のKO勝ちを果たし、絶対王者の風格を見せつけました。

まとめ