三浦知良は現在ならどのレベル?年棒(収入)は見合ってる?

スポーツ

1月20日放送の「しゃべくり007」に、サッカー選手の三浦知良選手が出演します。

2時間スペシャルで武田修宏選手や前園真聖さんをはじめとする日本代表時代の戦友とのトークを披露します。

キングカズの愛称で知られる国民のヒーローですね!

番組の予告では、これまで語られることの無かったドーハの悲劇の裏側も告白されるとのこと。

日本サッカー界のレジェンド選手の濃厚エピソードは必見ですね!

今回の記事では、三浦知良選手の全盛期と現役選手との比較を考察させていただきます。

サッカー選手・三浦知良のプロフィール

本人ホームページより

氏名:三浦 知良(みうら かずよし)

愛称:キングカズ

年齢:57歳

生年月日:1967年2月26日

出身:福岡県

身長:177cm

体重:69kg

三浦知良選手は日本を代表するサッカー選手です。

日本のプロサッカー選手の平均引退年齢26歳と言われる中で、58歳となった現在も現役を続けており世界最年長サッカー選手として知られます。

1986年、19歳でプロ契約を結んでいるので、既にプロキャリアは39年

多くのサッカー選手の5倍以上をプロとして活躍する三浦知良選手は、世界的に見てもレジェンドと呼べる存在なのは間違いないようです。

W杯の国別代表最年長記録は?

サッカーの最も大きな大会といえば4年に一度開催されるワールドカップです。

国の代表選手としてワールドカップに出場した中で最年長記録を持っているのは、2018年にエジプト代表のエルム・エル=ハダリ選手が達成した45歳という記録です。

運動量の少ないゴールキーパーや、経験がモノを言う場面が多いディフェンダーには高齢選手も多い印象。

しかし、三浦選手の得意とするフォワードは身体能力が求められることが多いので、現役を続けているだけでもびっくりな年齢でこのポジションを務めているのはレジェンドと言うしかありません。

キングカズの経歴は?偉業の数々!

三浦知良選手がキングカズと呼ばれるのは、ただ長くサッカーを続けているからではありません。

この項目では、三浦選手の成し遂げた数々の偉業をご紹介します。

試合数がとんでもない

プロキャリア39年を誇る三浦選手ですが、その分試合数もとんでもないものになっています。

プロとしての公式戦は982試合を経験しており、得点は292点も上げております。
※2024年秋時点、更新中

日本代表としても89試合に出場し、代表引退後もフットサルの日本代表として6試合に出場しています。

サッカー日本代表の最多出場は?

日本代表の最多出場選手は遠藤保仁選手が152試合という記録を持っています。

世界で見ると、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手が2024年11月に216試合で世界一となっており、今後も記録が更新される可能性もありそうです。

所属チーム数がとんでもない

プロキャリアの中で渡り歩いたクラブチームの数もとんでもないことになっています。

サントスFC(ブラジル)
SEパルメイラス(ブラジル)
SEマツバラ(ブラジル)
CRB(ブラジル)
ECキンゼ・デ・ジャウー(ブラジル)
コリチーバFC(ブラジル)
読売クラブ / ヴェルディ川崎(Jリーグ)
ジェノアCFC(イタリア)
NKディナモ・ザグレブ(クロアチア)
京都パープルサンガ(Jリーグ)
ヴィッセル神戸(Jリーグ)
横浜FC(Jリーグ)
シドニーFC(オーストラリア)
鈴鹿ポイントゲッターズ / アトレチコ鈴鹿クラブ(日本、JFL)
UDオリヴェイレンセ(ポルトガル)

獲得タイトル数がとんでもない

三浦知良選手はチーム、個人ともに獲得タイトル数もとんでもないことになっています。

日本代表としては1991年のキリンカップ優勝に始まり、1992年ダイナスティ杯、同年のAFCアジアカップで優勝。

1993年にアジア・アフリカ選手権で優勝すると、1994年から1997年はキリンカップで4連覇を果たします。

個人タイトルとしても日本国内の各種ベストイレブンはもちろん、ブラジルでも年間ポジションランキングで左ウィングとして3位を獲得したことがあります。

ブラジルサッカーのウィングとは?

サッカー王国と呼ばれ、スター選手を多く輩出しているブラジル。

中でもフォワード(攻撃)の名選手が多く、三浦選手のウィングもフォワードのポジションのひとつです。

時代こそ違いますが、ブラジルのウィングといえばネイマール選手のポジションで、他国に目を向ければポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド選手やアルゼンチンのメッシ選手、オランダのロッベン選手など、スター選手の多い競争が激しいポジションです。

これ以外にもクラブチームで獲得したタイトルも多数存在し、世界中のサッカーレベルが上がっている現代以降でこの記録を超えることは非常に難しいと言えそうです。

漠然とレジェンドと呼んでいたけど、これまでの経歴も圧巻ですね!

もし2025年に全盛期だったらどのレベル?

結論から言うと、日本代表に選ばれることも難しいでしょう

そんな三浦知良選手ですが、全盛期は1995年のヴェルディ川崎時代だという意見が多いようです。

15歳からブラジル留学で技術をつけてきた三浦選手は、93年に帰国しJリーグ開幕と同時に日本でのキャリアをスタート。

Jリーグ開幕元年に年間最優秀選手に選ばれた三浦選手は翌年にイタリアの名門ジェノアに移籍。

95年に再び日本に戻ると26試合23得点の記録的な大活躍で年間得点王に輝いています。

しかし、三浦選手の全盛期から30年が経過しており、サッカーのレベルも高くなっていると感じます。

そこで、全盛期の三浦選手がタイムスリップしてきたら?をテーマに考察してみました。

日本サッカーのレベルアップ

三浦選手の全盛期と呼ばれる1995年は、日本に初めてサッカーのプロリーグが出来た1993年の2年後。

Jリーグの発足と同年に、国別のサッカーランキングであるFIFAランキングも発表されるようになりました。

日本代表における最高順位は、三浦選手も所属していた1998年の9位となっております。

しかし、現在とランキングの付け方が異なっていたようで、現在の基準で考えると1998年は20位となっており、歴代最高位は2011年の13位だと言われています。

2011年の日本代表は?

2011年の日本代表は、前年に開催された南アフリカワールドカップのメンバーが多く続投しています。

イタリアの名将アルベルト・ザッケローニ監督のもと、本田圭佑選手や香川真司選手、遠藤保仁選手、長友佑都選手、川島永嗣選手といった日本を代表するスター選手が多くいた世代になります。

FIFAランキングの順位を考えると、2011年が最強で30年分の差は無いと思われるかと思いますので、次は世界サッカーのレベルについても見ていきましょう。

世界サッカーのレベルアップ

これはサッカーに限らずスポーツ全般なんですが、トレーニングの質が上がったり、道具(スパイク、ユニフォーム)が日々研究されていたりと、時代と共にレベルが上がっていくのは必然だと言われます。

サッカーの場合、戦略性が重要視されるチームプレーということもあり、サッカーの歴史の長さ=戦略の多さともいえる為、年々レベルが上がっていることは間違いないかと思います。

選手個人に注目して見ても、怪我を昔より早く治療出来て復帰が早くなるなど、選手のレベルを上げる土台が整ってきていると言えます。

三浦選手の時代と比べて「自国以外で活躍する選手」が増えてきているのも事実。

交通の便が良くなったり、スマホを使って言語の壁を越えやすくなったりしたことももちろんですが、選手の意識が変わっているのが一番だと感じます。

国内のトップではなく、世界中のサッカー選手が世界一を目指して切磋琢磨しあう環境ですので、毎日のように世界中のサッカーのレベルは上がっていっていると言えるでしょう。

日本国内で見ても、サッカーは特に国外進出が盛んなイメージです

レベルが上がっていることの証明のひとつとして、得点の減少が挙げられます。

得点の減少はミスの減少と同義であり、技術の進歩を測る指標といえるのではないでしょうか。

サッカーは度々「ミスのスポーツ」だと言われます。

誰もミスをしなければ得点が生まれることの無いスポーツだと。

世界的なトップリーグのひとつ、プレミアリーグ(イングランド)の歴代得点記録を見てもこれは明白です。

三浦知良選手の全盛期頃のプレミアリーグ得点王と得点数は以下のようになっています。

93/94シーズン:アンディ・コール選手 34ゴール(42試合制、得点率81%)

94/95シーズン:アラン・シアラー選手 34ゴール(42試合制、得点率81%)

95/96シーズン:アラン・シアラー選手 31ゴール(38試合制、得点率82%)

一方で、直近の得点王と得点数は以下のようになっています。

19/20シーズン:ジェイミー・ヴァーディ選手 23ゴール(38試合制、得点率61%)

20/21シーズン:ハリー・ケイン選手 23ゴール(38試合制、得点率61%)

21/22シーズン:モハメド・サラー選手&ソンフンミン選手(同率) 23ゴール(38試合制、得点率61%)

明らかに得点率が下がっています。

これは「得点王」だけのデータを比較したものになりますので、加えて一人のスター選手が活躍しにくくなっている≒全体のレベルアップと言うことが言えるかと思います。

こちらを踏まえると三浦知良は代表入りも難しい?

日本のレジェンド選手である三浦知良選手ですが「全盛期のまま現在にタイムスリップしていたら?」という前提で考えると、

・2025年の日本代表に選ばれることも難しい

・下手すると、高校サッカーの有望選手どまり

という評価が正直なところかと思います。

30年分の環境の変化もあるので、これは仕方のない事かと思いますね。

そもそも比較することがおかしいレベルです

キングカズが1997年生まれだったら?

しかし、三浦知良選手が「1997年生まれで現在全盛期を迎えていたら?」という基準で考えるとどうでしょうか?

まだ日本に「サッカー選手が仕事になる」という常識が無い時代に、15歳でブラジルに渡りサッカー修行をする行動力と先見の明。

常識にとらわれず50代後半になってもプロを続ける精神力とタフさ

プレッシャーのかかる大舞台で決めてきたたくさんの名プレー

日本国民全員から応援され、クロアチアでも大きな人気を誇るスター性

どの時代に生まれていても、トップサッカー選手になる素質しかないですよね。

やっぱりキングカズはレジェンドです!

三浦知良の年棒はいくら?評価と見合った収入を得ているの?

最後の項目では、三浦知良選手の年棒遍歴について振り返っていこうと思います。

全てが公開されているわけではありませんので、おおよそこの程度という感じでお楽しみいただければと思います。

推定年棒(万円)年齢(歳)所属
70019サントス
100020SEマツバラ
140021ジャウー
200022コリチーバ
1000023サントス
1500024読売
2400025~26V川崎
1000027ジェノア
1000028~29 ※全盛期V川崎
2500030~31V川崎
2900032京都
800033京都
800034~35V川崎
450036V川崎
400037V川崎
350038横浜FC
400039~40横浜FC
350041~44横浜FC
150045~47横浜FC
100048~54横浜FC
100055~現在各チームへのレンタル移籍

いかがだったでしょうか?

時代も違うとはいえ、世界のトップ選手が二桁億円の年棒を貰っているというわれるプロサッカー選手において、三浦選手の活躍を考えるといささか少ないような気もします。

国民的スターの三浦選手ですので、これに加えてメディア出演やCM等、芸能活動による収入もあるかと思われます。

一方で、近年は貰いすぎという意見も!?

近年の試合出場数や、フォワードとしての得点率などを見ると、選手としてのピッチ上だけを見ると高額な収入を得ているという意見があるのも事実です。

しかし、日本サッカーの歴史そのものともいえる三浦選手の経験を若い世代に伝える指導役としての一面もあります。

また試合に出場することで多くの観客動員が期待でき、グッズ収益などクラブチームの財源を潤すうえでも三浦選手のスター性は貴重な存在です。

足りないということはあっても、貰いすぎだとは感じないですね…

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は日本サッカー界のレジェンド・キングカズこと三浦知良選手のキャリアについて、「もしも全盛期のまま令和にタイムスリップしてきたら」というテーマで考察してみました。

私の主観や偏っている部分も多々あるかと思いますが、もしも話のエンタメとしてお楽しみいただければと思います。

また、本人の口から語られることの少ない収入面についても調べてみました。

皆さんはどのように感じましたか?

そんな三浦知良選手ですが、1月20日に放送される人気トークバラエティ「しゃべくり007」に出演されます。

三浦選手を主題として扱ったスペシャル回になるということですので、本人の口から現代サッカーについて語られることもあるかもしれません!

他にも元日本代表が多数出演されるようなので、今から楽しみが膨らみますね!

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